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1000$ 千ダラ~!

A ! わんだ~ら B ! とぅ~だ~ら 1000だら~

◎  歌の発表も聞かず、ウチあがるの巻! 

昨日は僕らがお世話になっている声楽のせんせの教室の発表会がありました。
僕らシアターキューブリックの中から
漢・優・成・細・八のメンバーが参加させて頂いたんですよ~!
八重は自慢のボディから発せられる太い声のビームを見せつけ
肇ちゃんはどうしてもとだだをこね「Change the World」を歌い
しげは自慢の自由っぷりで舞台をトコロせましと走り回り
優ちゃんはナイスダンスを歌とともにお贈りし
漢那悦子はしっとりJAZZを披露してました。

と言っても聞いた話。
僕ー、残念ながらお昼の用事がキャンセル出来ず
着いたときにはもう、打ち上げが始まってました。
おしゃれなこじんまりとしたオープンバーにぎゅうぎゅうに詰め込まれた人たち。
さっきまで一緒に舞台をしてきた空気が塊になってもわもわしてたから
ちょっと嫉妬しちゃった。
入るのに躊躇してたら「いらっしゃい♪」とステキなおねぇさんが入れてくれました。

漢那さんと伊藤優が3人のお姉さまがたとガハハハ盛り上がっていました。
キューブリックの若い方、若くない方みたく席がわかれていて
まぁ、伊藤成は常に若い方になぜか属しているのですが
僕は見栄はりたくも躊躇して、若いのと年寄りのと中間の席へ座りました。
伊藤優は熱があるらしい。大丈夫か?

少し早めに来ていた市場法子の足にはぐるぐる包帯が巻かれてました。
怪我したあと初めて会ったけど、
痛々しくて心配で、おろおろしちゃった。
不安で悔しくていっぱいだろうに
本人はけろっとして見せて、逆に怒られた。
こういう時は男の子はダメだね。

しげがおめかししてた。わはは。


歌って歌って~!と肇ちゃんをはやし立てた。
歌わないよ~、歌わないよぅ~、
え~、歌わないっって~。ちょっ、やめてよぅ~~
え~~~、ちぇ~んぢ・ざ・わぉ~~~~~♪
結局フルコーラス歌ってくれた。
歌いたかったくせに。

宴もたけなわです。

みんな、楽しかったし、為になったみたい。
よかったね。








しばしご歓談





みんながぱらぱら帰っていく中、前田せんせいとモリモリ話し込んでいたら、
終電のがした。

なんとなく残ったのが歌の教室の主宰である
前田せんせいと松井せんせい
そして参加者のピアノ奏者の方
見に来ていた凄腕のドラム奏者の方
見に行けなかった役者の僕。
なんだか不思議なメンツの中、ひと見知りしちゃう僕はちっちゃくなって…。


前田せんせと松井せんせは
「やりたい!」という声をかなえてあげられる場所にしたい
という思いで、このJJという音楽教室を開いている。
みんながみんな、同じ「ド」や「ラ」を奏でなくてもいいじゃない!
とても共感した。
世の中でもおかしな人たちばかりがJJには残ってるみたい。
でもいいじゃない。常識に疑問をもった人たちに「それでいいのよ」と言ってあげたいわ。たしか、そういう内容の事をおっしゃった。
僕の夢は学校の教育課程に「演劇」を入れることである。
つまり国・数・理・社・演である。
それにつながったりするのかなぁとか、もやもや考えてクネクネしてた。
僕は正直、演劇を始めて変わった。
昔はホントに自分が大嫌いだった。
今は大好きではないくらいまでは好感度がアップしている。
とても感謝している。
演劇は自分を発見し発現するのにとても適している。
プレゼンテーションの出来る人間になれるだろうし、
なにより楽しい。
将来「役者」にならずとも、とても役立つことが盛りだくさんだから
ぜひ、音楽・図工・体育についで、演劇を時間割に組み込んでもらいたい。
教育委員会のかた、文部省のかた、お願いします!
先生、やりますよ。

前田先生、松井先生、昨日はお世話になりました。
おごって頂きありがとうございました。
JJの床で寝ころぶのは悪いことしてる気分で楽しかったです。
では教室で会いましょう♪
またお酒のみましょうね。




◎  まったく「Michiko」め… 

たまの休日♪
いろいろたまっていたことを、さぁやるぞ!
そこへ母が急に
「ブログをつくりたい」
と言ってきた。
逐一、全部、僕に聞いてくること半日。
それが連日。
あっというまに休日がつぶれた。
いろいろたまりっぱなし。

◎  韓国へ行っちゃう友人を送りに… 

大学時代からの友人が韓国へ旅立つ。
以前からハングルを勉強し、「行く行く」言ってたので
ようやくといった感じだ。
今日、その送別会があった。


スーパーグラップラーでは、
本日、とうとう配役発表と最初の方の台本が配られた。
スパグラの作・演出の園山さんは、
台本と同時に、そこでかかる音楽も一緒にもってくる人。
だから最初に「まず聞いて」とばかりにムードと高揚感あふれる曲を流した時は
いきなりドキドキして、芝居の世界にすうーっと引き込まれていったのさ。

「とうとう始まった!!」

この気分を、その場の全員が感じ取っていたのである。

その後、なんとなくの出捌け、動きの動線をつけてしまう。
キューブリックの作・演出の緑川とは、ま反対のやり方だ。
緑川は感情ありきで動きをつける。
園山さんはシステムありき。
だが、何を要求されてるのか解りやすいし、膨らましたり遊んだり、
また役者の要望に応じて変更したりの余裕も残してある。
そして実に役者の個性にあわせて台本を書いていると思う。
あとは我々がいかに質高く作品で自分を商品にしていくかにかかる。
実にシビアで、実にやりがいがある。
負けない。
誰にも負けない。
とても仲良い集団で、常に冗談交じりで稽古が進行していくような場。
でもその内部にそういった気持ちを全員がもっている。
とても是は良いことだと思う。
これからの稽古がとても楽しみだ。


稽古が終わり、みんなとの語らいを済ませ
友の送別会場に向かう。
新宿で電車を降り
どこにいるのか電話でやりとり
「ちょっと待って。今、降りてくから!」と言われる。
案の定、行ったとたん会がおわった。
友と握手をし、「ありがとう!」「行ってらっしゃい!」を交わす。
どうやら2ヶ月で帰ってくるみたい。
な~んだ。
移住かと思ってた。
で、みんな散り散りに帰った。

◎  HAPPY BIRTHDAY!!僕!! 

なんと今日は僕の誕生日♪
何歳かは言わない。勝手に計算してくれい。

朝からスパグラのオープニングムービーの為の写真撮影へと向かう。
そう。SUPER★GRAPPLER→2005に客演する。
いや~!今年の初め一発目、『SHAMAN-BOY~小角伝』という作品に出させて頂いて、また声をかけてもらえた。
光栄なことである。
うれしいね。
呼ばれるウチが花!
右にデカデカとリンク貼ったから、良かったら寄ってって。
ちなみにタイトルは「おかしなふたり~千夜一夜物語~」
みんな見に来てきて!

で、撮影の話。
衣装がどれがいいかよくわからんから
結局、カートいっぱいに服つめたよ。
朝からてんやわんやだよ。
途中寄ったコンビニで、
「本日お誕生日の方にソフトアイスプレゼント!!」
と掲示されててラッキー!!!
と思ったんだけど、手がふさがってたのと遅刻しそうだったのでとりあえずあきらめる。
帰りに必ず寄ろうと心に誓って。

写真撮影はプロのメイクさんとプロの写真家さんがちゃんといる。
キューブリックでもお世話なりまくりの方たちなので、
もう馴染みだが、やはり本格的でうれし楽しい。
いつもと違った顔にされ、ウキウキしてる間に
パシャパシャ何カットか撮られる。
今回のダンスの曲とかを会場に流してるから、さらにノリノリ。
すげー勢いで僕の番が終わる。
しかしいつも思うがこのカメラマン、男の子と女の子で撮る枚数とか時間ちがくないかい?
すげー勢いなのが逆にずるい。
作・演出の園山さんも「あ、いいんじゃん?」
と結構軽い。
ま、おいらなんていつもそんな扱いさ♪
慣れた。慣れた。

なんかいいなぁ。着々と作品が出来るまでのステップを歩んでいる。
ダンスもすでに一つ完成しちゃってる。
でもキャスティングも台本もまだ教えてくれない。
やきもき。
千夜一夜物語に近未来型。二人がmeets。キーワードはそれくらい。
早く内容おしえろ、園山琴絵。
やきもきもき。

撮影は終わったのになんとなくその場で当分やきもきしてました。


その後、キューブリックの会議があったので移動した。
内容はリアルな話なので控えるとして、
劇団をやっていくというのは大変だ。
と、毎回思い知らされる。
でも、一人じゃないってステキだと思う。
みんな色々なことを考えていて、こういう場でそれらが結実していく。
会議、それはそれで実にクリエイティブな場だ。
ひどく頭がつかれるけどね。
うん。疲れた。


今日は僕の誕生日。
キューブリックのみんなからBirthdayカードをもらった。
腐れ縁たちなので素直に祝うヤツなんて少ないが、
みんなメッセージをくれた。
こんな一枚にも、キューブリックが形成されてたりする。
みんなどうもありがとう。
今年も迷惑かけますが、大目にみてください。

一日振り返り、いろいろ想う。
僕の周りでいろんな人が動いている。
僕もきっといろんな人の周りを回っている。
そうやって世界は動いてる。
みんな生きてんだな。

そうしているうちに、ソフトアイスを貰うこともわすれて家路についてしまいました。
あーーー、うふ~ん。

◎  ラーメンを食いながら 

なんか、稽古のあとに、ぷらぷらしたくなった。
本番前で寝る間もおしみたいのに
やることもいっぱいあるというのに、
何かに駆られて池袋の街を徘徊した。

この「何か」というのがとても重要で
演劇においても、
人生においても、これが
ときどきボクをうごかします。

だれかが「少しゆっくりしな」と言ってくれてるのかもしれませんし
池袋がボクを呼んでいたのかもしれません。
ラーメンの臭いにひかれただけなのかもかも。


前に読んだ、写真家さんの本にあった
「死者を看取る家」の話を思い出しました。
インドのヒンドゥー教では、聖地バラナーシ(ベナレス)へ行き
遺灰をガンジス川に流されるのが一番の死の方法なのですが
肉親の死の2~3日まえからは街にたくさん用意してある
「死を看取る家」という建物に臨終直前の者を運び入れ
肉親がその死が訪れるのをそばでただじっと待つのです。
バラナーシの街道に面して
ガンジス川がずっと流れています。
だから道をちょっと入ると、必ずガンジスにぶちあたる
「全ての道はガンジスに通ず」っていうやつです。
死後、死者を焼き、厳かな葬祭があり遺灰を川へ流す。
しかし、状況によって、生身のまま流すこともあるそうです。
信者のなかでもとある地位のものだったり
妊婦であったり、子供であったり、あと忘れた。
とにかくそのまま流す。
明灯とともに家族の見守るなか下流へながれていく亡骸。
向こう岸にどこからともかく犬がわんわんやって来て
遺体が流れ着くのを待っている
食べるのです。
犬は死者を喰らい、命をはぐくむミルクとかえる。
こうして生はつながっていく。
輪廻
我々から見たらとてもグロテスクなこと。
でも彼らにとっては、とても日常的なことである。
火葬のお金が払えない人や、生身で流されることを望む人も
勝手に流してしまったりするので
川を見ると、チラホラ死体が流れてたりする
その横で沐浴したり、散歩したり、犬が食事をしたりする
それは別に怖いことではなくて、死をそばに置いている日常なのだ

ヒンドゥーの人は皆、ガンジスで流されることを望み
この聖地を目指し、やってくる
街は死者がひっきりなしにやってくる。
そうすることが最大の喜びであり、肉親にとっては最大の孝行であり
輪廻から逃れる唯一の手段。

信仰とか宗教とか神とか
ボクは正直よくわからないけども、
何かを信じ、何かに駆られて動く人々。
ボクが池袋を徘徊したのとは次元が違うのかもしれないけど
その「何か」にとっては
同じ根源な気がする。

集団沐浴を終え、真っ白に体を塗ったおびただしい裸体の群れの中
一人カメラ目線のフルチン老人にピントをあわせた写真。
それを頭に浮かべながら、その日は光麺でラーメンを食べて帰りました。
本番が近づいています。
「何か」から逃げ出したかっただけかもしれません。
その「何か」はさっきの「何か」とは別物なんですね。
動かすモノはいろいろですね。
あともう少し。稽古をがんばります。
どうぞたくさんの人が遊びにきてくれますように。


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