みんな見てる

今日はNODA MAPの『パイパー』を見に行った。
野田さんの作品は昔から好きなので、よく見させていただいてます。
それと
友達の塩崎くんが出演してるし
ウキウキして行った。
いくと二階席の立見席で
舞台の1/4が見えない!
さすが当日券はつらいぜー!
と思ったけど
この角度とこの足りない視野で見る芝居って新鮮だ
とも思った。
芝居の感想なんてここでは言わないけど、
結果的に楽しい思いが出来ました。
なんだろう
いろいろなピースが収束していって、一点に集まるとき、
ふと
あえて視線を客席にふると
満員の客席の人、人、人が
みんな、たった一つのものを見ている。
その視線のビームが厳かでまっすぐで、教会にさす天の明かりのようで、
美しい空間だなって思った。
こんな世界に僕は身を埋めているんだなと思った。
帰りに渋谷の街をぶらり歩いていたら
ばったり塩崎くんに遭遇しました。
「なにしてんの!」
て聞いたら、
「もう帰る」
って。
だから電車で途中まで一緒にいき、
素敵だった事とか、めんどくせー!事とか聞き、最近の話なんかをきゃいきゃい言いながら帰りました。