「今だから話せる公演本番中の失敗談」

ども

どもども

千田です。



あれはですね、


まだキューブリックがよちよち歩きをしていて、
劇団員たちのお肌もあんまり曲がっていなかった頃であります。

まだまだ僕の役柄も定着していなく
無謀にも２の線の役どころを演じてしまったのです。

現在でさえやりなれていない役
当時の自分の中の感覚としては「珍しい！」の一言でした。


さらに加えて恋人がいるという設定！
いま、その子と当時の会話をすると
「二度と起きえないね」と言い合う組み合わせでした。


そんなこんなで恋人が信じられなくなって
会話途中逃げるように去っていくシーン。

「おれ…お前がわからないよ…」
「…待って。待って！せ、先輩！！？」

追いすがる手を振り切ってさっていくオレ
超かっこいい
為す術もなく、去る恋人の背中をみつめる切ない彼女
遠ざかるオレ
みんなの視線が集まって
「うわ！」
という一言とともにはけ口の向こうに空いていた穴におちるオレ

………

しょうがないから無言ではける彼女

後で怒られるオレ



あれは未だに忘れられません。
まさか落下してはける事になるとは！！

あとはね
ホラーの演目でどんよりとした中、ゆっくり現れるときに
セットの枠に頭ぶつけて登場して
その芝居で唯一笑いをとった事かしら♪