遙~ニライ~…そして池内くんを見た!

池内くんが「innerchildのオーディションに受かった~!」
とか言ってたのはずいぶん前。
気づいたら本番はじまってた。

『タンデム』本番前、最後の休み、
彼の勇姿を見に行った。
作品の内容なんかについては、先に見に行った漢那さんが
詳しくかいてるので、悪いがそっちを参考にしてほしい。

池内くんと言えば顔が濃くてハゲで不器用で姿勢が一部悪くて
お茶目で落ち込みやすいのに弱みを見せたくなくて、いつも強がってる。
そんな人。
稽古場でもなかなか周りと共存できなくてホントは本人も困ってた。
そんなアイツがinnerchildという名の知れた集団の中に加わって、
大丈夫かなぁ…!?って思った。
貴劇団の内容はとても良く、
退屈しちゃいそうなほど、ゆったりとしたムードなのにそんなこともなく
とても簡単そうに見えるけどとても難しいことをすんなりやっていた。
「ニライカナイ」
「遙か彼方」という意味の、あの世とか向こう側とか、はたまたさらに違う場所だったり、
死んだ後、人はどこへいくのか?
という場所のこと。
それを題材に、沖縄の民族性と、戦争がいかに文化にまで侵略したのか?
そして人の思いをどれだけ無造作に踏みにじっていったのか?
を、彼らなりに説いていた。
僕らは戦争をしらない世代だ。
その僕らが問いそして説えることなど何があるんだろう。
なんて思って生きてきたけど、
僕らなりのやり方があるんだと思わせてくれた。
過去を「想像」することと、事実を「知る」ことで「考える」こと。
そして未来を正しく「創造」しようとすること。
僕はまだまだ無力な一匹の人間だけど、
簡単なことでいい。
無理することはない。
自分をちゃんと大事にしながらも、
出来ることがあるはずだ。
使命感だっていらない。
「未来がいいものになればいいな♪」
なんて思うだけで充分ではないか?
それくらい漠然としているくらいが何か成し遂げてしまうよ。
そして毎日毎日、一所懸命生きること。
それに尽きる。

そして池内くんはといえば、
ちゃんと生きていた。
自分に甘えることも溺れることもなく、ちゃんと頑張っていた。
だから僕は拍手をあげた。

彼は元シアターキューブリックのメンバー
今はSUPER GRAPPLERという集団にいる。
僕はこの冬、そこへ客演することになっている。
2回目。池内くん、またよろしく。



池内くんに関してはここまで。
気持ちを元に切り替え、
再び、『タンデム』をひとっ走りいたします。みなさまよろしく。

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千田剛士

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シアターキューブリック
『誰ガタメノ剣』
2010年 紀伊國屋サザンシアター


シアターキューブリック
『ベイクド・マンション』
2009年 シアターサンモール


シアターキューブリック
『銚電スリーナイン』
2008年 銚子電鉄車内
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