こんにちは千田でござる

僕にとって芝居は娯楽である。

だから表現の手段とか、趣味としておこなっているのではない。

そう信じてきたのだが、結局同じ事の気がしてきた。
娯楽を始めるには趣味としての心の発動が必要だし、
それを楽しむために、より表現を極めていきたい自分がいる。
所詮、言葉では表現しきれない。
言葉は言霊がやどってしまうから、さらにやっかいだ。


そんな訳で、ビジネスとして芝居を考えてみたいと思う。
僕が所属するシアターキューブリックは
「家族」をテーマに劇団内を構成してきた。
さしずめ緑川はお父さんだったのだろう。
僕はそれでいいやと思っていた。
しかし、プロとして生活を守っていかなくてはいけない。
だもんで、ビジネスとしての「企業」としての劇団もかんがえるようになった。
よりね。


役者そして舞台は商品である。
だから我々は商品開発部として、日夜、ヒット商品を開発していかねばならぬと思う。
例えば、演出を勉強したり、体を鍛えたり、技術を身につけたり。
確かに、役者や演出家が商品の一部としてその質を高めて来たと思う。
でもさ、キャラメルコーンに入ってる豆やたまごっちのキャラクター、
ディカプリオの眉がすごく良くなったって、
所詮キャラメルコーンであり、たまごっちであり、レオ様であることにかわらない。
ヨン様がスキンヘッドになってたら、おねぇさま型にきゃあきゃあ言われないかもしれんが。
アレだろ?要は組み合わせだろ?
キャラメル味のお菓子に、ちょいとしょっぱい食感かりっ!なお豆が入ったから、僕らは喜んだのだ。
つまりアイディアだ。
手持ちのブツをにらみつけて、何をすれば科学反応が起きるか思案するのである。
そうして昇華されたモノが実現するのだ。

と言うわけで、演劇に於いて、日夜、おもしろ表現を考えたらどうかと思います。
どんな事をやったら、芝居も面白いし、お客さんが喝采を浴びせてくれるか考えるのです。
組み体操をすごいスピードで完成させて破壊していったら楽しいな♪とか
スポ魂もので例えば実際に球場でガチ試合をしながら芝居をオーロラビジョンで進行していったらどうか♪とか
歌をうたうでもセリフをしゃべるでもない、その合間くらいの表現とは何か?とか
大きな、○と△と□と-のアイテムを舞台上に置いて、それを組み合わせ情景を作っていき、アンサンブルで不思議な世界を次々表現していったらどうか?とか
即興でもインプロでも芝居でもない、まさにLIVEでの舞台表現または舞台での人間群像は描けるか?とか
劇団をFA制にしたらどうか?とか、リーグ制にしたらどうか?とか
えとせとら
実現するとかしないとか、関係ないっぺ。
話し、考え、本気で実現させてみようと試行する。
それが大事だと考えます。
商品なので、売れなきゃダメです。
そしてチラシは商品の宣伝媒体なのです。なにがどう良くて、どうたのしいか。あなたにとってどう利益を生み、他者より得なのか。
それを訴えていく、まさに商品を売る為の情報操作アイテムであるなんて。
雑誌の裏面のあやしい石とか見たくなっちゃう気がするから気をつけて
例えば新発売のビデオカメラを売る感覚さ。
チラシを手にとってもらい、他者と見比べてもらい
ウチを選んでもらう為のものさ。
やることは一緒だと思うけどな。


面白い事は厳しさの延長の後付けとしての楽しさの中にあると前に書いた。
でも、ただ楽しい、すごく楽しい、バカだから驚くほど楽しい。
そんな、楽しいだけの延長にもちゃんと存在する。

先日スパグラのメンバーと温泉に行ってきた。
すいてる時期だったらしく、
野郎どもが集って温泉へ行くと、ほとんど貸し切り状態だった。
誰かがなんの気なしに冷水を誰かにかぶせる。
当然おかえしする。
他の誰かが誰かに同じ事をする。
周りが巻き込まれていく、というより参戦していく。
ブルース・リーの掛け声が木霊する
「アチャー!」「オワチャー!!」
結局七人のリーがそこにいる。
いつも遊ぶ。その精神がスパグラにはある。
ゆうに30分は遊んでいただろう。
癒しのスペースである温泉を出た頃には、皆、ヘトヘトであった。
何しに来たのか。
でも、面白いが存在していたよ。

次の日はイチゴ狩りに行った。
誰かが走ればみんなが走った。
30分食べ放題だというに、10分くらいで40以上のイチゴを平らげ、満腹。
その後は、質の勝負になる。
ギリギリまでバトる連中。

集団によって「面白い」の定義が違い、差があると考えられていた。
でもソレはウソだ。
「面白い」は究極、同じモノだと思う。
最高にハイなものなんだと思う。
でもそれに到達している形態は無形だから何通りも考えられて
みな、いろんなアプローチをするだけなんだな。
「今」もう面白いと思い切ってしまうことがもったいない。

スパグラ温泉の旅では三人のお兄さんに会いました。
渋谷でご飯の時に「う~」と人差し指をあごにあて、ナベさんが思わず「かわいい!」と唸ってしまうお兄さん。
夕飯時に前菜からデザートまで運んでくる時にわれわれ10人がいちいち繰り出す質問に笑顔で全て的確に答えてくれた、ホテル天坊の若いお兄さん。
美味しいイチゴの見分け方を伝授してくれ、面々が見つけるたびに見せてくるイチゴをちゃんと採点してくれ、30分たったころ帰ろうとコールをかけたムナに対し「大体でいいですよ~」と言ってくれたやさしいお兄さん。
出会いとは楽しいもの、面白いものですね。
旅とはいいですね。

今回、ブログでの思考と旅のお話をいっぺんに書いてしまえ!と無理矢理やってしまった為に実に読みにくい文面となりました。自分でもなんだかわかりません。すいません。お詫びに旅の写真をあげます。ばっはは~い!

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行きの車中で見た富士山。めちゃでかい!


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役小角修行場で有名なかつらぎ山の甘味処にて。後ろは仁美ちゃん。


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かつらぎ山の百体地蔵尊。いっぱい。


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イチゴ食い中の羊吾。いちいちリアクション。

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シアターキューブリック
『誰ガタメノ剣』
2010年 紀伊國屋サザンシアター


シアターキューブリック
『ベイクド・マンション』
2009年 シアターサンモール


シアターキューブリック
『銚電スリーナイン』
2008年 銚子電鉄車内
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