いちからの演劇

さいきんは演劇の稽古をするというより

新しい出会いにまみれてみたり

はじめての演劇体験に立ち会ったり

今までならやらなかった事を始めてみたり

が多い。


「新鮮」な出来事にとびこんでみている。
やってみている。

それもこれもインプロを始めたから思えたことかもしれないし
シアターキューブリックに入団したから起きたことかもしれない。

あまり考えないようにしている。



そう。

あまり考えないようにしています、最近は。

以前だったら、こだわりとか好みとかを演劇の修練に組み込んでいたし
愚直こそ上達の道だと言わんばかりでした。
自分の中ではね。

ただ、それによって自分を狭めていたし
出来ないくせにやろうとしたり、上達出来ることを素通りしていたりで
もったいないなと思いました。

今、「職業は舞台俳優か?」と聞かれたら自信が持てない。
舞台俳優の幅をゆうに超えて活動をしているから。

下手の横好きが嫌いだったので
かつてなら、こんな生活はイヤでしたが
今、僕は楽しいです。

まだ収入も多くないし
満足いく作品を連発しているわけでもないと思う。

だけど、未来に対し、終りが見えなくなった。
可能性がほぼ無限大に広がりました。
だから楽しい。

そのうえで、こだわりを作っていた要素を「今」という瞬間にこめるようにしました。
すると、僕が活性化を始めました。
びっくりするくらい疲労してしまいますがね。


そのヒントはどこにあったのかなぁと思ったら

例えば、先頭に書き記した「新鮮」という事です。
日々生きている毎日は即興の芝居のようなものです。
起こることに対して臨機応変に対応して生きています。

それをどう楽しむか?の方法が今までやってきた演劇の中にありました。

それを初演劇体験の人といっしょに行うことで
より確実性が出てきました。

演劇であそぼ!とかインプロがそれで
最近では、帰ってきたキューピッドガールズの活動もそうです。


先日、
ビジネスマンのひとたちとインプロ交流会をしました。
僕らにしてみれば、いつものインプロですが
毎回、みなさんは、新鮮さの衝撃に打ちひしがれてくださいます。

その次の日、インプロモーティブの公開稽古に多くの方が参加くださいました。

先日も書きましたが、思春期の中高生たちとインプロをしました。

インプロやシアターゲームは現在、僕らシアターキューブリックが開催している『演劇であそぼ!』の基本となっています。
「演劇をはじめる」「最良のチームをつくる」「ひとと考えを共有する」などといったことの前段階としてはとても有効です。
子供がえりするという方法は万人にきくと思います。
いきなり未熟にもどり、難問をぶつけられるからです。
子供の頃はよかった~と言いますが、大人になっても変わらず体験できるはずなんです。
そういった方法です。

そうして心を揺さぶられているひとたちを間近で見ていると、こちらの心も共鳴するし、
「今」を生きることによって、自分たちもいちいち衝撃をうけます。
つまり、初心にいつでも返れるのです。

それを自分に置き換え、より効果的に、かつ面白おかしくするには?
と思ったら、「やったこと無いことをやる」になりました。

小心者なので、いちいち七転八倒してますが、
新しい人や土地に出会えたら、その分だけ世界は広がりますし
新しい事を始めたら、また成長ができる。今までの持ち物の幅を広げる作用もある
初めての体験をする人と一緒にいれば、ともに感動できます。

つまり人生が楽しいです。

あと、気持ちが前向きになるので、運も向いてくるだろうし
落ち込んでる時間のロスもなく
きっと、未来も素敵になるはず。

つまり楽しい人生です。
プロフィール

千田剛士

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出演動画

シアターキューブリック
『誰ガタメノ剣』
2010年 紀伊國屋サザンシアター


シアターキューブリック
『ベイクド・マンション』
2009年 シアターサンモール


シアターキューブリック
『銚電スリーナイン』
2008年 銚子電鉄車内
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