「平清盛」と「葡萄酒いろのミストラル」
なんとはなしに
大河ドラマ「平清盛」のHPをのぞいてみました。
インタビューや裏話など、大河ドラマをより楽しめるコンテンツがいっぱい。
よかったらのぞいて欲しいです。
http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/
「平清盛」はとっても面白いです!
雅で幽玄のイメージが平安にはありますが
実際はほとんどそんなこと無く、臭くて汚かったみたいです。
人の生き死にがすぐそばで感じられるような世界だったようです。
HPには名優たちへのインタビューも載っていて
とても勉強になります。
俳優の数だけ台本の読み方があり、演じ方がやはりあるのです。
プロフェッショナルは自然ともの凄いことを内部で行なっているのです。
これはまぁ、俳優が読むべきぶぶんなので、特筆はしません。
興味深かったのは
番組スタッフが取り組んだ、平安末期の日本という姿。
そこに生きる人間たちの姿。
そこは文字による情報ですが、ふと
今回、僕らが創る「葡萄酒いろのミストラル」という作品と重なりました。
もはや栄華という姿もなく、ボロボロの日本。
政治も力をうしない、貴族も武士も農民や漁師たちはみな
ただ、がむしゃらに、
大きく変わりゆく日本の中で生き抜こうとしていた。
それはもう、たくましく、貪欲でなければならなかった。
HPではもがいていたと書かれていました。
ちょうど、貴族の世界が清盛という人物の登場により、その後、大政奉還までつづく
武士の世界に大転換する時です。もの凄かったと思います。
「葡萄酒いろのミストラル」は
昭和23年を舞台としております。世界を飛び回り、連戦連勝で勢い盛んだった日本が
第二次大戦で大敗を喫し、それから大幅に欧米に傾倒していく頃。
同時に日本という自国が高度成長へと向かい、欧米に肩をならべようとする頃。
その過渡期です。
まさにガムシャラ!負けず、死なずで毎日を生き抜いていたと思います。
現代は平和になりすぎてしまったのかもしれません。
それは当然良いことなのですが
力の限り生きている人間のエネルギーたるや
それはもう、キラキラキラキラしっぱなしだと思います。
それがちょうどいいことに
僕らは俳優や演劇人で、演劇というジャンルで作品を上演しております!
ほとばしるエネルギー!湧き上がる血潮!ギラついた眼光!がっしり繋がれた絆!
これは僕らの専売特許ではないですか!!
「葡萄酒いろのミストラル」の世界に生きる登場人物たちも
当然、その時代のキャラクターたち。
同じく、ほとばしり!湧き上がり!ギラつき!がっしり繋がれております!
なんだかさらに楽しくなってきました。
芝居とは本当に面白い。
もうひとつ「平清盛」と合致したことがあります。
そのほとばしる為の手段がリアリティの追求だということ。
本当に当時の人間たちがやっていたようにやることではない。
現代の人間たちが同じように力の限りたぎらせることではない。
血潮をふつふつと沸き立たせた俳優たちが、その時代に生きていた時、
どんな感覚を以て、世界を生き抜くか!
圧倒的なイマジネーションと探究心と向上心!
それを以て、「葡萄酒いろのミストラル」という世界をお客さんと一緒に
ドキドキ、ワクワクしながら共有して駆け抜けられたら!と思います。
「遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん」
NHKスタッフによると
「生きていればいろいろ大変なことはあるけど、子どもが遊ぶように夢中になって生きようよ」
が「平清盛」の一年通してつないでいくテーマ。
おとなもこどもも、一緒になって遊んでいられる世界をつくりたい
我らシアターキューブリックのテーマとも、近いかなと
わざわざピックアップして繋がりを楽しんでみたり。
「平清盛」面白いです!
「葡萄酒いろのミストラル」も負けてはいられません!
シアターキューブリック 葡萄酒いろのミストラル HP
大河ドラマ「平清盛」のHPをのぞいてみました。
インタビューや裏話など、大河ドラマをより楽しめるコンテンツがいっぱい。
よかったらのぞいて欲しいです。
http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/
「平清盛」はとっても面白いです!
雅で幽玄のイメージが平安にはありますが
実際はほとんどそんなこと無く、臭くて汚かったみたいです。
人の生き死にがすぐそばで感じられるような世界だったようです。
HPには名優たちへのインタビューも載っていて
とても勉強になります。
俳優の数だけ台本の読み方があり、演じ方がやはりあるのです。
プロフェッショナルは自然ともの凄いことを内部で行なっているのです。
これはまぁ、俳優が読むべきぶぶんなので、特筆はしません。
興味深かったのは
番組スタッフが取り組んだ、平安末期の日本という姿。
そこに生きる人間たちの姿。
そこは文字による情報ですが、ふと
今回、僕らが創る「葡萄酒いろのミストラル」という作品と重なりました。
もはや栄華という姿もなく、ボロボロの日本。
政治も力をうしない、貴族も武士も農民や漁師たちはみな
ただ、がむしゃらに、
大きく変わりゆく日本の中で生き抜こうとしていた。
それはもう、たくましく、貪欲でなければならなかった。
HPではもがいていたと書かれていました。
ちょうど、貴族の世界が清盛という人物の登場により、その後、大政奉還までつづく
武士の世界に大転換する時です。もの凄かったと思います。
「葡萄酒いろのミストラル」は
昭和23年を舞台としております。世界を飛び回り、連戦連勝で勢い盛んだった日本が
第二次大戦で大敗を喫し、それから大幅に欧米に傾倒していく頃。
同時に日本という自国が高度成長へと向かい、欧米に肩をならべようとする頃。
その過渡期です。
まさにガムシャラ!負けず、死なずで毎日を生き抜いていたと思います。
現代は平和になりすぎてしまったのかもしれません。
それは当然良いことなのですが
力の限り生きている人間のエネルギーたるや
それはもう、キラキラキラキラしっぱなしだと思います。
それがちょうどいいことに
僕らは俳優や演劇人で、演劇というジャンルで作品を上演しております!
ほとばしるエネルギー!湧き上がる血潮!ギラついた眼光!がっしり繋がれた絆!
これは僕らの専売特許ではないですか!!
「葡萄酒いろのミストラル」の世界に生きる登場人物たちも
当然、その時代のキャラクターたち。
同じく、ほとばしり!湧き上がり!ギラつき!がっしり繋がれております!
なんだかさらに楽しくなってきました。
芝居とは本当に面白い。
もうひとつ「平清盛」と合致したことがあります。
そのほとばしる為の手段がリアリティの追求だということ。
本当に当時の人間たちがやっていたようにやることではない。
現代の人間たちが同じように力の限りたぎらせることではない。
血潮をふつふつと沸き立たせた俳優たちが、その時代に生きていた時、
どんな感覚を以て、世界を生き抜くか!
圧倒的なイマジネーションと探究心と向上心!
それを以て、「葡萄酒いろのミストラル」という世界をお客さんと一緒に
ドキドキ、ワクワクしながら共有して駆け抜けられたら!と思います。
「遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん」
NHKスタッフによると
「生きていればいろいろ大変なことはあるけど、子どもが遊ぶように夢中になって生きようよ」
が「平清盛」の一年通してつないでいくテーマ。
おとなもこどもも、一緒になって遊んでいられる世界をつくりたい
我らシアターキューブリックのテーマとも、近いかなと
わざわざピックアップして繋がりを楽しんでみたり。
「平清盛」面白いです!
「葡萄酒いろのミストラル」も負けてはいられません!
シアターキューブリック 葡萄酒いろのミストラル HP