劇場に入ると変わること

『葡萄酒いろのミストラル』
劇場入りしました！



一週間、蜜に稽古してきまして
直前だというに、
相変わらず、作っては壊し、作っては壊し
して参りました。
安定なんて事は一度もなかった。
それが楽しくてしょうがありませんでした。
そりゃあもう不安でいっぱいです。
だけど、前進する事を一度もやめなかったから作られる世界があります。
未だ危なっかしい、何が起こるかわからないドキドキの連続！
俳優と俳優がとてつもなく引力を感じることによって力づくでストーリーを紡いでいきます。
なんだかインプロに似ていますね。
ただし、台本はしっかりとあります。



小屋入りをしました。
朝起きたときは、仕込みの事を考えていても、
舞台はドンドンできあがり、
それに並行して照明が組み上げられていきます。
隙をついて、いつもの音楽が信じられないくらいの力で劇場に流れ出します。
おのずと作品世界へ連れていかれ、
今まで空想でしかなかった世界観がぐいぐい現実味を帯びていきます。
これが完成するのはお客さんが入ったとき。
それを知っているので、それを想像し、ドキドキしていきました。
いまだ不安定ながらの世界への没頭！
何が起こるかわかりません！

明日は舞台で試してみます。
また新たな衝撃が待ち受けているに決まっている。
そして明後日からは、
『葡萄酒いろのミストラル』がスタート！
スタートするのです！！