舞台でやること。

僕が初めて芝居らしい芝居をしたのは大学一年の時。
演劇サークルに入って一本目の作品でした。

つかこうへい脚本
『飛龍伝』

機動隊員と学生運動全共闘員の愛と戦いと人情を描いた
エネルギー充満しっぱなしの傑作です!

演出はサークルの先輩がやってくれました。
右も左も上も下もわからず、とにかく体当たりで臨むのみ!
サークルに入ってすぐで、「人数足らないから~」という事で、
急遽参加の作品!しかも本番は2週間後!
とにかくビックリするくらいの経験を一気にしました。

最初に出会った作品が『飛龍伝』で良かったです。
なまじ生ぬるい作品じゃなくて、生きざまオンリーを魅せつける演劇で。
今でもかなりの量のセリフ言えますもん♪
自分がしゃべってもいないセリフなのに、ものすごく衝撃をうけた作品だったから
好きで好きで。

そうなんですよね。

当時は大学生という原石のような時代で
なんでも楽しくて、なんでも衝撃的で、なんでも好きになってしまって。
ひとつの作品づくりがとっても濃密で、自分は自由でした。

その後、演劇を続けるうち、誰もが味わう挫折や壁を体験していくのですけど

それらも一段落したし、
随時やってくる挫折や壁が日常的な事として受け入れられるようになったので

たぶん成長したのだと思います。


ま、そんなわけで
『飛龍伝』をやっていた頃のことを思い起こしてみたのです。

ひとつのセリフ言うのに七転八倒し、落ち着くこともできず
不慮の展開にパニック起こしそうなのを必死に立て直し
出来ないということが楽しく
出来るということが天にものぼらん勢いで嬉しく。
飛沫のような汗をまき散らしておりました。

おや?

そう思いました。
僕が目指した事なのですが、やはり、その頃の自分に今、近づいていっています。
とにかく舞台を多数経験し、舞台以外での活動もどしどし行い、
アクションや声楽、ダンスなども学び
インプロを始め、マシンガンのようにショーの舞台を踏み、
舞台だけでなく、ドラマ、映画、ダンス、音楽、スポーツなども見るようになり、
パペットミュージカルや他の舞台様式を経験し、
また台本と睨めっこしてみて

『葡萄酒いろのミストラル』本番をやっている時に、なんだかそんな気づきを感じました。
帰ってきたキューピッドガールズをやっている時も、思えばそんな気がするし、
今、稽古中のインプロアラビアンナイトでも、それは確かに感じます。

初心を忘れないとか、こども心を大切にとか、非社会性だとか
そういうことではないのです。

とうぜん、歳も重ねているので100%ではありませんが
純粋にまた近づいている時期にきたのだな。

ああ、やっぱり舞台芸術は楽しいですね。
絶望したこともありますが、続けてきて、続けられて良かったです!!


つかこうへい先生ありがとう。

「実際問題として、二時間を芝居のテクニックだとか演技だとかでは、もたせられないもんなんですよ。役者の人間性の部分、人としての正しさしかもたない。いんちきはダメ。」

ほんとうにそう思います。








☆★千田剛士 出演★☆


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インプロモーティブ10thアニバーサリー企画
『即興千夜一夜物語☆
Impro Arabian Nights』


「さぁ、王様…、
今宵も珠玉の物語をお聞かせいたしましょう。
ランプの魔人や砂漠の盗賊、秘境に巣食う怪物…
なお、これよりお話ししますストーリーは…
全て即興でございます!」

来たれ!奇想天外な即興アラビアンナイトへ!
物語と即興の奇跡のコラボレーション!
目くるめく繰り広げられる極上のパフォーマンス!
全部の回を見ても新鮮!楽しい!
どんな摩訶不思議が巻き起こるかは、お客様次第です。


◆日時:6月16日(開演19:00~)
        17日(開演14:00 & 18:00~)
◆場所:築地ブディストホール MAP
◆料金:3900円(パン付き)

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※僕の連絡先がわかる方はどうぞご気軽に一報ください!

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シアターキューブリック
『誰ガタメノ剣』
2010年 紀伊國屋サザンシアター


シアターキューブリック
『ベイクド・マンション』
2009年 シアターサンモール


シアターキューブリック
『銚電スリーナイン』
2008年 銚子電鉄車内
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