『誰にも負けない My Best Fight!』

喧嘩。
Fight。

やるからには勝ちたいものです。
少年の頃から脆弱だった僕は
腕力によるファイトなど、勝てる気はしないし、
悔しい思いはやはりしたくないのです。

少年のころからの僕の方策は
とにかく得意分野を突出させる事でした。
サーカーではパスカットに全力を注ぎ、
陸上ではひたすら長距離を走りこむ。
野球では外野からバッターをびしびし野次ってました。
運動の得意な子には、どうやったって敵わない時期でしたから、必死です。

先生方は、あまりそういう策をよく思わないらしく、平等に戦わせようとします。

剣道の時間のときに、
まともにやったら勝てないので、変則的な動きで撹乱したり、
一般中学生がやるはずもない片手上段で構え、威嚇したりしました。

だのに、体育の先生は
動きを注意し、
中段の構えだけと決めました。

相手は運動神経抜群の子。
どうやって勝てというのだ。

中段で、出来ることはひとつでした。

自分が強いと思い込む事。
さっきまでウロウロしていた僕が、
急にじっと動きを止め、
剣先をぴったり相手にむけ
北辰一刀流ばりに剣先を揺らし
オーラを醸しだしたのです。

相手は動揺しまくりです。

攻めは止まり、
隙がうまれたので、
一発おみまいしたのが運良く決まりました!
一本です。
やった!
あの運動神経の塊から一本とったのです!

これだ!
この線だと僕はつづけました。

しかし
一本とられたことで冷静さを取り戻した相手に、その後はめった打ち。
ボロ負け。

やっぱり実力差は歴然。

ただまぁ、試合には負けましたが
気持ちは負けた気しませんでした。
やりましたもん。

北辰一刀流はとくに意味なかったみたいですけど。
プロフィール

千田剛士

最新記事
リンク
出演動画

シアターキューブリック
『誰ガタメノ剣』
2010年 紀伊國屋サザンシアター


シアターキューブリック
『ベイクド・マンション』
2009年 シアターサンモール


シアターキューブリック
『銚電スリーナイン』
2008年 銚子電鉄車内
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
黒(ぶら)っく もみじ