とっておきのクリスマスの思い出

忘れもしないクリスマスの思い出があります。

あの日のおかげで、ああ、こんな思いをさせてくれる人間に僕もなろうと
エンターテインメントの世界に行こうと思ったのかも…しれません。

僕が小さいとき
団地に住んでいたころがあります。
かなり大きい団地で、僕らにとってはそこは遊び場であり、庭であり、王国でした。
住処も基地もお店も裏道もあり
喜怒哀楽すべてを体験した場所でも有ります。
楽しい日々でした。

まぁ、子供ですから
クリスマスになれば親にねだります。
しかし「これが欲しい」と具体的には言わない子供でした。
ただ、そわそわするだけ。
「いい子にしてないとサンタさんがやって来ない」
と刷り込まれているのも同じです。
頑張っていい子をするけど、ボロが出るのも同じです。
毎日、おもちゃ屋の前を通るたび、目を輝かせていたのも同じです。
クリスマスの日はケーキを食べ、チキンを食べました。
だけどそれどころではなく、
いい子にしていた代償を今か今かと待ち受ける時間が
とにかく長くてしかたがないのも同じです。

しかし、その夜が特別だったのはこれからでした。
家族全員そろって賑やかなクリスマスの食卓。
そこへ鳴り響いたのは、玄関のチャイムでした。
なぜか
僕に扉を開かせようとする家族たち。
?と思いながら気にせず、「はーい」と開けると

「めりーーーくりすますーーー!!!」

という声とともに、サンタさんがそこにはいました!

???
???
???

とにかく状況がのみこめず
驚くほど大きな箱を抱えたサンタさんからそれを受け取り
??のまま、サンタさんは去り、
とにかく、???な僕。

当時、僕はチョロQにはまっており
包みをあけると、チョロQのレーシングコースが出てきました!
驚くほどうれしいプレゼント!
親たちも、ほれほれ♫と囃し立てますが
なのに、
クリスマスにサンタさんがやってきてくれた事が
一番おどろきで、そのままだったのでした。
プロフィール

千田剛士

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『誰ガタメノ剣』
2010年 紀伊國屋サザンシアター


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『ベイクド・マンション』
2009年 シアターサンモール


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『銚電スリーナイン』
2008年 銚子電鉄車内
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