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宮沢賢治の処方箋

宮沢賢治さんの世界に浸かる毎日を過ごしております。

作品世界もそうですが、
想像以上に人間味あふれていた賢治さんの人間像に
どんどん惹かれていっています。

ゴッホのように、死後有名になって行った人ですから
その情報はとても少なく
ミステリー(?)たっぷりで、想像力を掻き立てられます。

そういえば、一番最初に賢治さんの作品にふれたのは「やまなし」です。
たしか、小学校の教科書で。
たぶんみなさんも鮮明に覚えているであろうアレです。

二匹のカニの兄弟が水底から見た出来事を綴った話ですが
その中の一行
「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」が衝撃でした。

クラムボンが何をあらわしているのかは今も判明しておりませんが
僕には、かぷかぷわらったよが驚きの表現。
カニたちはクラムボンというものがかぷかぷして笑っていたのを見たのでしょう。
その体験を説明ではなく、そのまま伝えられている感じ。

賢治さんのものの捉え方が凄くシンプルなんだなぁと思う。

そういえば、主人公の視点でダイレクトに描かれた作品がとても多く
心情をストレートに伝えてくる。
絵本のような、短歌のような、漫画のような、賢治さんだけの文学。

心の中がごちゃごちゃしたときなどに読むと、少し整理されていくような気がします。
あれこれ理屈こねまわすのをやめて、かぷかぷ、どっどど どどうど、ぶかぶかでいいのかと。

他に好きな作品は「猫の事務所」「よだかの星」とかですかねー
「風の又三郎」も不思議な作品で好きです。
ぜひ読んでみてください。
プロフィール

千田剛士

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